Butterick – B6225 PJ Pants
メルボルンは、いきなり寒くなりました。
洋裁の部屋は寒いので、もうデスクの下のヒータをつけてます…
週末は小雨も降っていたので、お家にこもってパジャマパンツを完成させました。
ピンクのザクロ柄。パジャマは普段着ないような色柄で。
下(↓)の写真がこちらのパジャマパンツのパターンです。
後ろパンツのカーブ(股ぐり)がなんだか気になります。ほぼ真っ直ぐであまり角度がついていません。
日本の洋裁本のパターンはもっと角度がある気が… これがアジア人と欧米人の体型の違いなのでしょうか (・_・?)
パンツのパターンは、長身の人(170-175cm?)に対応しているので、長さ(股下丈)をかなり短く(13cm)カットしました。腰丈(ウエストラインからヒップまでの長さ)も少し長めなのですが、ここは長めのままで。お腹が冷えてもいけないかと…
前パンツ(写真上↑左)。後ろパンツ(写真上↑右)。
「burdastyle」のパターンは、自分で縫い代をつけるタイプでしたが、「Butterick」 のパターンは縫い代(1.5cm)込みでした。これはこれで便利なのですが、ウエスト部分(とパンツの裾)は縫い代3cm程度はあるほうが、ゆとりができて良かったかもしれません。最後にゴムひもを通した時にキツキツでした。
縫い代は折り伏せ縫い始末にしました。何を慌てていたのか、脇の縫い代だけ前に倒してしまったのがちょっと悔やまれますが、とりあえず完成です。
ウエスト部分ですが、オーストラリアで販売されているパジャマパンツには、ひもやリボンが通っていることが多いような気がするので、リボンを通してみました。ウエストの生地裏に織り芯の端切れを貼り(補強のため)、ボタンホールを作っています(写真下↓)。
ゴムバンドの通し穴もこの位置にして、いつでもゴムを交換できるように通し穴はふさいでいません。
材料
前回はお安いフランネル生地で秋冬用パジャマパンツを作ったのですが、通年着れるパジャマにしたいので綿麻(もしくは綿)の生地を探しました。
まず、メルボルンにある服地専門店のサイトで探しましたが、パジャマにしてもいいと思える値段の生地を見つけられませんでした… お値段も高くて、パジャマにするのはもったいないような生地ばかりです。 (^^;
そこで Spotlight のサイトも見てみると、良さそうな綿麻生地を見つけたので早速店舗へ。
服地の取扱いが少し増えていたり、今までは見かけなかった芯地(洋裁用織り芯)もありました。
こちらは綿麻コーナー。
生地は全てセール価格になっていたので、綿麻生地(綿55% 麻45% インド製 写真下↓)を 5m 購入しました。セール価格(40%オフかな?)で $16.20/m のところ、少しシミがついているということで、さらに値下げしてくれて $14.58/m になりました。
柄に上下があったため、方向をそろえるために、パンツ用には 約2m 使用しています。
Spotlight のサイトへ。
デジタルプリント生地ということで、裏に色柄はありません。
日本で購入したことのあるお手頃価格の綿麻生地と比べると、ほんの少し糸が太くて織りが粗いかな? という気もしますが、ネップ(繊維が絡み合ってできた小さな糸のかたまり)は少ないです。
私の定番の綿麻。とても縫いやすいです。
日本はリネン100%でも安い…
Scanfil の1033 番。Lincraft で購入。
端切れを捨てないでとっておいて良かった!
ライクラ使用のパジャマゴム。一年程(?)前に替えたゴムはまだ全く伸びてなかったので、そのまま新しいパンツへ。オーストラリアでもライクラのゴムって売ってるのかな?
幅9mmの両面サテンポリエステルリボン。ベビーピンク色。こちらも Lincraft で購入。リボンはオーストラリアで購入しても同じくらいの値段です。但し、色や幅の種類は少ないです。ポリエステルリボンなら、そのまま洗濯機で洗っても大丈夫。
似ている色味は#10。
パジャマの上着も B6225 のデザインにしようと思うのですが、なんだか難しそうでどうしたらいいのか…
失敗しないようにのんびり行きます。