ねこ柄パジャマのウエストにゴム通しをつくる (=✧ω✧=)
先日購入したねこ柄パジャマ、ウエスト部分が簡単にゴム交換できない作りになっていたので、少しお直ししようと思います。
ちょっと面倒だけど、着心地(寝心地?)が悪いと多分着なくなる気が… (^^;
このパジャマパンツのウエスト部分を見ると(写真下↓)、ゴム通し口からゴムテープを通しているのではなく、ゴムテープごと生地に縫い付けられています。
このウエスト周りの始末は、値段が安いものだから仕方ないという訳でもなくて、デパートでしか販売されていないような(割とお値段高めの)メーカーのパジャマでも見かけることがあります。というか最近はこちらが主流なのかな?
以前、他のブロガーさん(オーストラリア以外の国)も同じことを書かれているのを拝見したことがあるのですが、これって海外特有なのでしょうか? それとも日本メーカーの製品でも今はこうなのでしょうか?
この始末だとウエストがゆるかったりキツかったりする時に気軽にゴムの長さの調整が出来ないんですよね…
それでは、ウエスト部分の縫い目をほどいてみます。
やみくもに縫い目をカットすると糸の切れ端が盛大に散らばって掃除が大変になるので、慎重にいきます。
裏の縫い目はぐちゃぐちゃでどこを切ったらいいのやら…
表側から見るほうが分かりやすかったので、表に出ている縫い目 2 本それぞれ一箇所をリッパーでカット(写真下↓)。
そこから目打ちで糸を引き抜いていきます。
10cm ぐらい抜いたところで糸を引っ張ってみたら、あとはスルスルっと抜けてしまいました。
裏に返したら、まだ縫い目があります。
ゴムテープがロックミシン(2本針4本糸)で縫いつけられています(写真下↓)。
こちらの縫い目もぐちゃっとしていて分かりづらいのですが、こちらが縫い目の表側なのかしら?…
リッパーで縫い目 2 本を一箇所カットして(写真下↓)、目打ちで 2 〜 3 目間隔で糸を引き抜いていきました。
ゴムテープに縫いつけているせいか引っかかりがありましたが、こちらもこの最初の 2 本の縫い目をほどいてしまえば、かがり糸(ルーパー糸)2 本はスルスルっと簡単にほどけました。
股上丈(ウエストから股までの長さ)には余裕があったので、布端をウエストから 1.5cm と 4.5cm で三つ折りにして端をミシンで縫いました(ゴムバンド幅 4cm )。これでパンツ丈もちょうど良い長さになりました。
ゴムテープは自分のウエストサイズ(+縫い代)にカットしてからゴム通し口から通しています。
生地が薄くてあまり長持ちしそうになく、ゴム交換することはないような気がするので、ゴム通し口はミシンで閉じてしまいました。
ゴムテープがよじれてしまわないように、表側から縫い目に沿って落としミシンをしてとめています(前後及び両脇の縫い目)。
ひと手間かけて、着心地良く (^_^)v