COPY CAT C.C. BEANIE Work-In-Progress(作り目の仕方)
今朝7時の気温6度。曇り空。
お日様も出ていないし、夜更けに霧雨が降ったのか道路やベランダも濡れています。
少し湿気があるせいか、気温はそれほど低くないのにとても寒く感じます。
それでは、ビーニーキャップの作り目(86目)から始めます。
【2021.07.09追記】 使用編み針: 4.5mm (ゴム編み部分 4.0mm)の輪針(長さ40cm)、または4本針。
Provisional cast-on(別糸でつくる作り目)であればどのような方法でもいいらしいのですが、
日本の編み物サイトでよく見かけるやり方(別鎖の作り目)との違いを知りたいなと思ってネットで検索してみたら…
出てくる、出てくる… 動画が山程ありました。
その中から以下の①と②の方法を自分で実際に試してみました。が、一番取り入れてみたいと思ったのは ③ でした。 (^○^)
ちなみに①と②は、日本の編み物本や編み物サイトでは見かけないかもしれません。③の方法は、日本では一般的な作り目とは分類されていないようですが、作り目の仕方を解説する動画を見つけました(下に掲載しています)。
Provisional cast-on(別糸でつくる作り目)3種類
① Christine さんの動画で解説している方法は、かぎ針を使わず、本編みの毛糸を左手の親指にかけてつくる作り目です。
クローバーの編みだし糸(昔々に日本で買ったもの)や余った毛糸を使ってトライしてみましたが、編み針の動かし方に慣れていないせいか作り目の大きさをどうしても均一にできません。何度か試してみましたが、どうしても目がそろわないのであきらめました (^^;
Christine さんの解説動画(作り目の方法は 1:02 から。)
② かぎ針を使わず、本編みの毛糸を左手の人差し指にかけてつくる作り目。
こちらは編み針の動きが①より簡単でした。作り目を同じ大きさにそろえるのもそれほど苦労しません。しかし、作り目をねじらないように輪にするのが難しい! どこが真っ直ぐでどこがねじれているのかがよく分からない…
日本では一般的な「別鎖の作り目(別糸をかぎ針でくさり編みしてから、棒針で裏山から目を拾っていく方法)」のようにくさり編みで本編みの編み目を支えている訳ではないので、編み始めがふにゃふにゃと緩くなってしまう感じもします。輪にした時のつなぎ目もゆるゆるになってしまい美しくできませんでした…
編み地の端っこも美しくするにはこちらも練習が必要そうです…
作り目の方法は 0:37 から。
③ かぎ針を使う方法。
この記事を書くためにネットを色々検索していたら最後に見つけてしまいました。この方法が一番簡単そうです。はじめからこちらを試していれば良かったのに…
日本の編み物本や編み物サイトで「別糸の作り目」と言えば、一般的なのは「別鎖(べつくさり)の作り目」だと思うのですが、このかぎ針を使う方法であれば棒針で裏山から目を拾う作業がないのでかなりの時間短縮になりそうです。
【2021.07.22追記】 この方法で作り目する場合は、作り目を輪にする時、表目を一段編んでからゴム編みを始めます。
Knitting Essentials: provisional cast-on (英語ですが丁寧に分かりやすく解説されているのはこちら。2007年にアップロードされています。)
こちらは、ハマナカ株式会社の手編みと手芸の情報サイト「あむゆーず」にひっそりと掲載されていました。
かぎ針で棒針に編みつける作り目
おまけ: こちらは日本で一般的な別糸での作り目の仕方です。(作り目の仕方は他にもありますよ。)
別鎖(べつくさり)の作り目
別鎖(べつくさり)の作り目から輪にする場合 (ページの最後に掲載されています)
今回は①と②を試してみましたが、大変疲れました… そして… 以前から知っていた「別鎖の作り目」のやり方で編みはじめてしまいました。
次に編むなら③ですな。
今日は七夕さまか…