イースター休暇をのんびりと。
先週の2日(金)から4日(日)まで、また夏が戻ってきたかのような暑さでした。
グッドフライデー(聖なる金曜日)は、ショッピングセンターやスーパーマーケットもお休みなので、朝食後ふたりで散歩に出かけました。
ビーチも海沿いにあるカフェも、人とわんこ🐕🦺でにぎわっていました。
小さくてよくわかりませんが、こちらはドッグビーチ🐕なので、わんこがたくさんいます。
少し沖には、たくさんのボートが浮かんでいます。私もプライベートボート欲しいわぁ。
バスを待っていたら、空に十字架とハートマーク💖の飛行機雲。
初めて食べる卵リキュールケーキ(Eierlikörkuchen)は、○○の味でした。
部屋の中もかなり暑いので、ケーキを焼いている場合ではないような気はしますが、義理母さんも弟家族も、今週末はイースターにちなんだケーキを焼いているので、私たちもなにか作ろうか… 暇だし… ということで、
卵リキュールのケーキ(Eierlikörkuchen)を焼くことになりました。
卵リキュール(アドヴォカート advocaat)は、卵黄・砂糖・ブランデーをブレンドしたオランダの伝統的卵酒リキュールで、主人によるとドイツではこのお酒を使ったタルトやケーキも人気だそうです。調べてみたら、日本でも販売されてました。主にカクテルベースとして使われているようです。
私たちは、オーストラリアの大手酒専門チェーン店 Dan Murphy’s で購入できるものを使用しました。
試しにちょっとだけ頂いてみたところ、カスタード味のクリーミーなお酒で、牛乳で割れば温かくても冷たくても美味しくなりそうでした。ケーキに添えるカスタードソースに隠し味的に使うのもいいかもしれません。
ちなみに、アドヴォカートとはオランダ語で弁護士という意味で、このお酒を飲むとまるで弁護士のように弁舌がさわやかになるということらしいです (^▽^) Wikipedia 。
レシピは、オーストリアの料理サイト Gutekueche.at (オーストリア・ドイツ語)に掲載されているものを、作りやすい分量で、さらに甘さ控え目に変更しました。
初めてつくった卵リキュールケーキは、お酒がほのか〜にかおる、ちょっと大人向けのバームクーヘン(?!)の味と食感です。形は違うけど…
ちなみに、私たちはベーキングパウダーを入れ忘れたため、生地が膨らまずにかなりしっとりした食感になったのですが (^^; ある意味失敗なのですが、それでバームクーヘン風になったのかも…
オリジナルレシピどおりに(ベーキングパウダーを入れて)つくると、もっとふんわりとした食感のパウンドケーキになるのではと思います。
材料
縦7cm*横16cm*高さ6cmのパウンド型1台分
全卵 3個
グラニュー糖 60g
【2021.05.07追記】甘すぎるのが苦手な方は、砂糖をさらに10〜20g減らしたほうがいいかもしれません。お好みでどうぞ。
バター 60g (※ オリジナルレシピは植物油です)
卵リキュール 125ml
薄力粉 125g
【仕上げ用】
卵リキュール 50ml
粉糖/Icing sugar 90g 【2021.05.07追記】粉糖を減らすと表面が乾かなくなる恐れがあります。
作り方
- 型には植物オイル(分量外)などを薄く塗り、ベーキングペーパーを敷く。
- 卵とグラニュー糖をボウルに入れ、ハンドミキサーで少し白っぽくなるまでよく混ぜ合わせる。バターを溶かし、卵リキュールと混ぜ、卵とグラニュー糖を混ぜたものに加えてよく混ぜ合わせる。
- ふるった薄力粉を②に加え、粉っぽさがなくなるまで、練らないようにゴムベラで混ぜ合わせる。
- 型に流し入れ、作業台にトントンと軽く落として中の空気を抜く。
- 180 度に予熱したオーブンで約50分焼く。真ん中に竹串を刺し、何もくっついてこなければ焼き上がり。粗熱を取って型からはずす。
【仕上げ】
- 卵リキュールと粉糖を滑らかになるまで混ぜ合わせる。
- ①の半分をまだ少し温かいケーキの表面に刷毛を使って満遍なく塗り、10分ほど待つ。
- 残りをケーキの表面に刷毛を使って満遍なく塗る。乾くと表面はサラサラに。
外側のアイシングはサクッ、内側はしっとり。ものすごく久しぶりに日本風バウムクーヘンを頂いたような気持ちです。
ご馳走様でした。
混ぜて焼くだけなので簡単でしたよ (^^♪