白いパンツをリメイク。Work-In-Progress 2(前ファスナー付け)
先日購入してきたファスナーですが、ほんの少し長さが短かかったぁ!!!
コスメも取扱のある薬局が半額セールをしていたので、すっかり気をとられていました…
短いと言っても 1cm 程なのですが、ちょっと強引に辻褄を合わせることになりました (^^;
それではフロントのファスナー付け(右上前)です。
前あきファスナーの縫い方を本で調べたりネットで検索すると、左上前(※右手でファスナーを開ける)での解説が多かったのですが、前回パンツを縫った時の右上前(※左手でファスナーを開ける)のパターンを参考にしたいので、右上前にします。
縫う順番は本やサイトによって違うようなので、なるべく平面状態で楽に縫えそうな手順ですすめました。
持出しと見返しは、以前 Burda のショートパンツを縫った時に自分でテキトーに製図してみたものです。
股ぐり寸法(前側)はほとんど同じようなものだったので、今回もこれを使います。
こちらは予定よりちょっと短かかったファスナー、長さ 13cm(写真下↓)。
自分で考えていた縫い方をするには 14cm は必要なことに後から気づきます…
先に持出しにファスナー(の右端)を縫いつけました。
そして、見返しと右前パンツを縫いあわせます。
次に、前パンツ(左右)の股ぐりを縫い合わせて→左前パンツに持出しをつけ→ファスナーを閉じて前中心線を待ち針で固定し→見返しにファスナー(の左端)を縫いつけます。ここまでは順調。
最後に持出しをよけて表側から飾りステッチを入れるのですが、ここで問題が発生。
自分で考えていた縫い方をするにはファスナーが短すぎて、飾りステッチを入れる部分にファスナーの止め金具が… これじゃミシンの針が折れちゃう…
止め金具をさけるために飾りステッチを長くすると格好悪くなりそうな気がしたので、飾りステッチをほんの少し短くすることにしました。
すると、今度は一緒に縫ってはいけないはずの持出しを一緒に縫わざるを得ない事態に…
持出しを一緒に縫ってしまうと… ファスナーは開くけど(左前パンツについている持出しと右前パンツが縫い合わされているから)パンツを履けない!!!
しばし新しいファスナーを買ってやり直すかどうか悩んだあげく… こうなりました(写真下↓)。
表側から見ると分かりませんが…
裏側から見ると、ミシンのステッチが… (写真下↓)
飾りステッチをカーブの手前で一旦縫い終え、最後のカーブの部分を持出しと一緒に縫いました。こんな縫い方をしている既製品を昔見たことがあったような気がして…
持出しが長すぎて、見た目がよろしくないのも気になります。裏側だけど…
この後、ファスナーのあき止まりの位置とファスナーの位置が合っていないために股ぐりに穴が空いているのも発見し、
仕方がないので表からステッチを入れて塞ぎました(写真上↑) (^^;; もう疲れた…
今までは洋裁本の説明の通りにただな〜んとなく縫っていたことに気がつきました…
きちんとファスナー周りを設計(製図)しないとダメなのね (^^;;
順番としては、以下のような感じ…?
① 飾りステッチの長さ・幅・あき止まりの位置・ファスナーの長さの決定
② 見返しの製図
③ 持出しの製図
次回のパンツ作りに活かしたいと思います!!!
参考図書
表紙のパンツは左前上。