『Stitch Fiddle』編み図作成プログラムを使ってみました。

 

アレンジした編み図を『Stitch Fiddle』で描いたら、とっても便利

 

アンクル丈ソックスは、『1号針で編むくつ下 ソックニッティング』の18・24ページ(編み図は70・71ページ)に掲載されているウェッジトウ&ラウンドヒールの靴下の編み図(かかと部分など)をほんの少しだけアレンジしています。

 

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ちょっとしたメモや数字は、ページをスキャンしてプリントアウトしたものに書き込み、目数を変更したい時や模様編みを入れたい時は、メモ用紙に編み目記号を手書きして編み目の確認をしていました。

表計算ソフトで簡単に編み図を作れるかな?… とも思い、試してみたこともありましたが、編み目記号も自分でつくるとなると、ものすごい時間がかかることに気づき、あきらめていました… 数年前のことです。

今回、編み図作成ソフトをネットで探してみたら、今はかなり簡単に編み図を描けるプログラム(ウェブサイト)があるんですね。数年前にも探したような気がしますが、使わなかったということは、そんなに便利ではなかったのかな?… 記憶にない…

 

 Mac OS用を探しています。日本の編み図作成ソフトを見つけましたが、Windows OS用でした。最後に番外編として紹介しています。 

 

Stitch Fiddle

 

英語で knitting chart とタイプしてグーグル検索すると一番上に表示されたのが、Stitch Fiddle というWebブラウザー上で動作するプログラムです。本格的なニッターさん達には有名なのでしょうか?

 

 

ユーザー登録すると無料版を利用できるので、(無料版で使える機能のみ!で)靴下の編み図(自分サイズ)を描いてみました。

※ 以下の編み図は、かかととはき口部分(のアレンジ箇所)のみの表示になるようにダウンロード画像を自分で加工しています。プレミアム版なら選択範囲のみのダウンロードもできるようです。
※ 靴下くらいの小さなサイズなら、無料版でもつま先からはき口部分まで作成できます。
※ 無料版のグリッドサイズは 300 x 300 (90,000 stitches per chart) です。

 

【2020.09.29修正】 かかと部分の編み目記号を修正しました。

 

プロフィール設定(My Profile)のページにある言語設定では、サイトの言語設定(Language Stitch Fiddle)は英語とオランダ語のみ選択可能でしたが、使い方の説明を読まなくても、簡単に編み図を描けましたよ。

パターンの言語設定(Language for patterns)は、日本語を選択できます(プレミアム版には、編み図から文章による編み方表記に変換できる機能があるので、その為の設定かもしれません)。編み目記号の説明は、日本語で入力して日本語表記にできます。

編み目記号は、日本式と海外式の両方を使用しましたが、Unique colors/symbols per chart(Free version: 50; Premium: 200)とあるので、プレミアム版なら使用できる記号がもっとありそうです。

 

※ 「ねじり増し目」の編み目記号は、日本式の編み目記号もありましたが、今回は海外式の記号で左右がわかるようにしました。
※ 二段にまたがるすべり目の記号はなかったので、すべり目する箇所(段)をVの記号にしました。

 

ちなみに、マス目に色をつけることができますが、無料版でも色はテーブルから選択するだけでなく、カラーコード・RGB値・HSL値で入力できるようになっています。編み込み模様のデザインにも使えますね。私はそこまで細かい編み込みをやったことないですけど… (^^;

 

無料版とプレミアム版の違いはこちらのページからどうぞ  プレミアム版は盛り沢山の機能です

 

無料で使える機能も沢山ありますが、ひとつ難点があるとするなら、無料版はウェブ上に保存できる編み図の数が15しかないということでしょうか… 無料なのに贅沢言ってる…

 

※ 作成した編み図をダウンロードすることは可能です。
※ プレミアム版は有料とは言っても、毎月払なら一ヶ月€3.00、1年間購読なら一ヶ月€1.50なので、サイズの大きな作品を編まれる方やたくさんデザインされる方なら悩む程の金額ではないかもしれません。(2020年9月25日現在)

 

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CHART MINDER

 

こちらもGoogle検索で、上位のサイト。Webブラウザー上で動作するプログラムです。

Chart Minder は、Ravelryアカウントでログインでき、Ravelryのプロジェクトへの連携機能もあるので、もっとメジャーなサイトなのでしょうか?

無料版とプレミアム版がありますが、上記のサイトと比較してしまうと、無料版で使える機能は、かなり限定されているようです。

 

※ Account settingsには、言語設定はありません(英語のみ)。
※ 言語設定はありませんが、編み目記号の説明を日本語で入力できます。
※ 使用できる編み目記号の数は少なめだと思います。

 

編み図の登録数の制限はなさそうなので、基本的な編み目記号だけでいいなら、こちらでも十分かもしれません。なんと言っても無料だし…

 

番外編 手編み支援ソフト WinKnit

 

最後に、手編み支援ソフト WinKnit (フリーソフトウェア) は、日本語対応なのですが、Windows用です。なので、ダウンロードして確認できませんでした。

残念ながら、私はMacユーザーです…

 

 

現在のメルボルンの気温は8°です。 小雨も降っています。あまりにも寒いので暖房をつけました。

もうひとつくらい、編んじゃおうかしら…

 

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